会社案内

あいさつ

享保元年(西暦1716年)以来、中国山脈の山あいにある神石高原町油木で、わたくしどもは酒造りを営んできました。
おおよそ標高500m、周囲を山と緑に囲まれ、豊かな自然の恵みを享受したわれわれの先人たちは、日本の文化である“清酒”という形でそれを体現してきました。
自然に逆らうことなく阿ることもなく自然と一体となり、三輪酒造は時の流れに翻弄されつつも脈々と酒造りを受け継いできました。

今 わたくしども“酒屋”に課せられた使命は、先人たちが築き上げた“清酒”という文化を伝承していくことを通して、生活の潤いを、人生の喜びと悲しみを、共に味わっていくことではないかと思っています。

清酒“神雷” 三輪酒造株式会社 一同

「神雷」の由来と歴史

江戸時代中期の『享保元年(1716年)』に創業。酒銘『神雷』の由来はその昔雷が酒造蔵に落ちたが大過なかった事、また神の宿る国『神石(じんせき)』にあやかり命名された。『信頼して飲んで頂きたい』との想いも込められています。

写真 ラベル

「神雷」という酒銘より普通酒ラベルには俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の雷神部分を用いています。

中国山脈の山あい標高約500mに母屋・酒造蔵を構えています。

写真 酒蔵外観図

神雷 酒蔵外観図

写真 酒蔵外観図(正門前)

神雷 酒蔵外観図(正門前)

1811年2月に伊能忠敬測量隊が宿泊しました。

写真 石碑

伊能忠敬について知る

自然の恵み

三輪酒造は、中国山脈の山あい標高約500mに母屋・酒造蔵を構えています。 高原に位置する為夏はとても過しやすいのですが、一転 お酒の仕込みが行われる冬期はしばしば氷点下を記録する厳しい環境です。夏期の涼しさはお酒の貯蔵に適しており、冬季の気候の厳しさもまたお酒の仕込みには不可欠な要素となっています。
裏山の浅井戸からは軟水が湧き、酒造蔵の地下50mからは中硬水が得られ、用途に分けての水の使い分けも可能になっています。

広島県内の一番高い所で醸した清酒です。

写真 神石高原町の風景

年間平均気温で検証すると・・・

神石高原町油木は(2009年度データ)
・松本市より1℃くらい寒い
・仙台市よりも1.5くらい寒い。
・新潟市よりも3℃くらい寒い。
・青森市や岩手県・盛岡市より少し暖かい。

写真 雪景色

”神石高原町の寒い気候”が醪の発酵をゆるやかに進め、 神雷のお酒の一つの特徴である”きれいな飲み口”のお酒 を醸す要因の一つになっている。

神雷の酒について

神雷は「米味豊かで清涼感のある酒質」を目指して酒造りをしています。 神雷の仕込み水に使用している軟水は米の旨みを引き出しますが、反面酵母の発酵にとっては厳しい面があります。そこで広島県に伝統的に伝わる軟水醸造法により麹をしっかり造り込み風味豊かな酒質を醸してきました。
また当蔵の寒冷な気候は醪の発酵が穏やかに進み上品で清涼感のある酒質に仕上がります。 広島県産の千本錦と八反錦を使った純米酒を中心に商品を取り揃えています。

神雷蔵人紹介

イラスト 蔵人

会社概要

社名:
三輪酒造株式会社
代表者名:
三輪 裕治
杜氏:
三輪 裕治
住所:
〒720-1812 広島県神石郡神石高原町油木乙1930
TEL/FAX:
0847-82-0630/0847-82-0423
e-mail:
shinrai@adagio.ocn.ne.jp
業務内容:
清酒の製造・販売

地図

映像館

写真館

酒造り風景 洗米

酒蔵案内 蒸し

酒造り風景 蒸米冷却

酒造り風景 蒸米冷却

酒造り風景 麹造り

酒母造り風景(掛米投入)

酒母造り風景(櫂入れ)

酒母造り風景(検温)

酒母造り(冷却中)

酒母造り(高泡)

酒造り風景 初添え仕込み。

酒造り風景 留仕込み。

酒造り風景 醪 発酵中

酒造り風景 袋しぼり

H27.5月より酒米作りにも挑戦中

写真 田植えの風景
写真 子どもと水田
写真 田植えの風景
写真 水田