年間平均気温で検証すると・・・
神石高原町油木は(2009年度データ)
・松本市より1℃くらい寒い
・仙台市よりも1.5くらい寒い。
・新潟市よりも3℃くらい寒い。
・青森市や岩手県・盛岡市より少し暖かい。
享保元年(西暦1716年)以来、中国山脈の山あいにある神石高原町油木で、わたくしどもは酒造りを営んできました。
おおよそ標高500m、周囲を山と緑に囲まれ、豊かな自然の恵みを享受したわれわれの先人たちは、日本の文化である“清酒”という形でそれを体現してきました。
自然に逆らうことなく阿ることもなく自然と一体となり、三輪酒造は時の流れに翻弄されつつも脈々と酒造りを受け継いできました。
今 わたくしども“酒屋”に課せられた使命は、先人たちが築き上げた“清酒”という文化を伝承していくことを通して、生活の潤いを、人生の喜びと悲しみを、共に味わっていくことではないかと思っています。
清酒“神雷” 三輪酒造株式会社 一同
江戸時代中期の『享保元年(1716年)』に創業。酒銘『神雷』の由来はその昔雷が酒造蔵に落ちたが大過なかった事、また神の宿る国『神石(じんせき)』にあやかり命名された。『信頼して飲んで頂きたい』との想いも込められています。
「神雷」という酒銘より普通酒ラベルには俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の雷神部分を用いています。
神雷 酒蔵外観図
神雷 酒蔵外観図(正門前)
三輪酒造は、中国山脈の山あい標高約500mに母屋・酒造蔵を構えています。 高原に位置する為夏はとても過しやすいのですが、一転 お酒の仕込みが行われる冬期はしばしば氷点下を記録する厳しい環境です。夏期の涼しさはお酒の貯蔵に適しており、冬季の気候の厳しさもまたお酒の仕込みには不可欠な要素となっています。
裏山の浅井戸からは軟水が湧き、酒造蔵の地下50mからは中硬水が得られ、用途に分けての水の使い分けも可能になっています。
年間平均気温で検証すると・・・
神石高原町油木は(2009年度データ)
・松本市より1℃くらい寒い
・仙台市よりも1.5くらい寒い。
・新潟市よりも3℃くらい寒い。
・青森市や岩手県・盛岡市より少し暖かい。
”神石高原町の寒い気候”が醪の発酵をゆるやかに進め、 神雷のお酒の一つの特徴である”きれいな飲み口”のお酒 を醸す要因の一つになっている。