世界の各地では気候・風土から生まれた様々な種類のアルコール飲料が存在します。
酒類 | 原料 | |
南仏 | ワイン | ブドウ |
北欧 | ビール | 麦 |
イギリス | ウイスキー | 麦 |
ロシア | ウオッカ | ライ麦、大麦、小麦、トウモロコシなど |
日本 | 清酒 | 米 |
焼酎 | 芋・麦・米など |
それぞれ特徴あるアルコール飲料も、アルコールの生成工程において酵母という微生物が糖分をアルコールにするということについては共通しています。
しかし日本酒は糖分をほとんど含まない”米”を原料とするため米から糖分を作る工程が必要となってきます。
そこで日本酒(清酒)の製造においては”米”に含まれる”デンプン”を”麹の酵素”の働きで”糖分(ブドウ糖)”にかえます。
その後“糖分(ブドウ糖)”は酵母の働きにより”アルコール”になります。つまり 大まかにいうとデンプン→糖分→アルコールという工程によりアルコールが醸造されます。